2012年2月 7日 (火)

スマフォに光と影迷彩!

 私は、SoftbankでAndroid端末を使っています。SoftbankやAuだったら、iPhoneだろと言われそうですが、昨年の夏にスマフォを買い替える時に、Softbankの006SHという機種が、iPhoneに比べて大きく、横にした場合のソフトキーボードが一番打ちやすかったので、結果的にAndroid使いになりました。

 ところで、Softbankには、カバコレというサービスがあります。

http://covercolle.softbankselection.jp/

 iPhone及びSoftbankのAndroidの端末用に、自分の好きな絵柄、文字等でカバーを作ることができるという、なかなか楽しいサービスです。ちと、価格が高いですが・・・。

 今回、このカバコレを利用して、いかにも私らしい(笑)カバーを作りましたので、紹介します。
P1010462
題して、「ドイツ装甲連隊 連隊長車仕様」

カバーを外すとこんな感じ。
P1010463


 Web画面上で、画像や文字を選んで配置し、プレビュー画面で確認してから、そのまま発注できます(支払いはクレジットカード)。発注してから10日程度でお届けしますと書いてありましたが、実際には8日後に到着しました。

 作成にあたって、全体をカバーしている光と影迷彩のパターンは、以下のサイトから著作権フリーの画像をDLして使いました。

http://daimion1.deviantart.com/art/Ambush-Camo-213344882

 バルケンクロイツ( 鉄十字)は適当に自作した画像、R01の文字は、カバコレの文字入力で打ったものです。本当は、白フチ取りの赤文字にしたかったのですが、それはできなかった。

 なお、「光と影迷彩」とは、英語では、Ambush Camouflageといい、第2次大戦後期のドイツ軍戦車の標準的な迷彩塗装です。ダークイエロー、ダークグリーン、レッドブラウンの3色塗り分けに、それぞれ、隣の色の細かい斑点を入れる(ダークイエロー地部分にはダークーグリーン、レッドブラウンの斑点)ものです。結構、隠ぺい性が高かったらしいです。
 また、R01という車体番号は、装甲連隊の連隊長車を示す番号です。ドイツ装甲師団の場合、実際に戦車に乗る指揮官としては連隊長が最上位です。

 ちなみに、スマフォの画面の背景にも同じ光と影迷彩の画像を使っていますので、全体がドイツ戦車風!(笑
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2012年2月 6日 (月)

ミリタリー・シガレットケース・コレクション紹介(現代もの)

 昨日に引き続き、ミリタリー・シガレットケースの最近のコレクションを紹介します。今日、紹介するのは、アンティークではなく、現代のものです。

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第1次大戦の鉄十字章が描かれたシガレットケースです。

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 ハーケンクロイツが描かれている第2次大戦のものとは異なり、鉄十字の中央には"W"の文字と1914の年号が刻まれています。ちょっと窮屈ですが煙草を20本収納できるのに、全体は小ぶりで薄いのでワイシャツの胸ポケットにすっぽり入るので、重宝しています。今のところ、毎日、これを使っています。
 S&Grafという軍装品ショップ(https://www.sandgraf.jp/)で購入しました。これ以外にも、ブルーマックス勲章が描かれたものもあります。ヤフオクには、同じショップから東ドイツ軍のマーク入りのものも出品されていました。


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eBayイギリスの出品をSekaimon経由で落札しました。Royal Tank Regiment(王立戦車連隊)のマークとして、第1次大戦時のMark戦車の図柄が彫り込まれています。私は基本的にドイツ軍ファンですが、世界で最初に戦車を用いたイギリス軍に敬意を表して、購入しました。

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図柄の下に記載されているFear Naughtとは、"恐いもの無し"という意味でしょうか。王立戦車連隊のモットーのようです。

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2012年2月 5日 (日)

ミリタリー・シガレットケース・コレクション紹介(アンティーク?編)

 最近、入手したシガレットケースを紹介します。

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ドイツ軍のものだと思います。
アメリカのeBayで、Sekaimon経由で落札しました。

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真鍮製で、真ん中の丸い部分の文字は、GOTT MIT UNSで、"God with us(神は我らと共に)"という意味です。第1次大戦から第2次大戦にかけてドイツ軍で使われたフレーズです。よく、この意匠をつけたベルトバックルは見かけますが、シガレットケースはあまり、見たことが無い。ベルトバックルからこの部分を切り取って、シガレットケースに貼ったのかもしれません。


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これも、アメリカのeBayで、Sekaimon経由で落札しました。
アメリカの鷲のマークの下にライフル銃が交差している図柄です。米陸軍の歩兵部隊のものらしいのですが、詳しいことは、出品者も記載していません。

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以下の2つは、ヤフーオークションで落札しました。旧日本軍のものだと思いますが、詳しい情報はわかりません。
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2012年2月 1日 (水)

アメリカ独立戦争

 酒保への書き込み、長らくご無沙汰していたと思ったら、2日連続で書き込むという安定しない投稿ペースですが、ご容赦を・・・。

 2010年12月に、「南北戦争 49の作戦図で読む詳細戦記」を紹介しましたが、これも同じ学研M文庫のオレンジ色の背表紙なので、期待して、買ってみました。今まで知識のなかった南北戦争に続き、アメリカ独立戦争も押さえておきたいと思ったこともありました。

 結論から申し上げると、戦史として期待して読むと、半ば期待を裏切られることになります。上下巻に分かれ、全体で600ページ以上ありますが、独立戦争が始まるのは上巻の最後の方からで、その前は当時のイギリスの政界の動きが事細かく書かれています。
 そもそも、1754年の7年戦争において、北米で英仏が戦い始め、ワシントン(後の独立戦争の司令官、そして初代大統領)がカナダでの戦役に赴くところから、話が始まります。その後は、もっぱら、イギリスの政局、議会の動向、北米植民地への課税等々。いったい、いつになったら独立戦争が始まるんじゃ?と思いながら読んでいました。

 そういった意味で、独立戦争そのもの戦史のみを知りたい方にとっては面白くないかもしれませんが、イギリスの政局の話は、私個人にとってはそれほど退屈ではありませんでした。当時は、政党政治の揺籃期、国王も結構、政治に介入していましたし、今まで知らなかったイギリスの民主主義=議会政治の初期の状況を知ることができたからです。

 戦争そのものについても、いくつか、発見がありました。まず、アメリカ軍=独立軍は、なかなか勝てなかったところ。よく、総司令官のワシントンが解任されなかったものだという感じです。それから、独立戦争は、実は多国間戦争だったことです。フランス、スペイン、そしてオランダがアメリカ側に立って、イギリスと戦っていたのです。フランスはなんとなく知っていましたが、スペイン、オランダというのは初耳でした。それと、国として参戦したわけではありませんが、ドイツの軍隊が、イギリス軍の支援としてアメリカ大陸に派遣されていたというのも初めて知りました。
 しかし、戦争の経緯そのものは、あまりパッとしない感じです。アメリカ軍は民兵の寄せ集めが主体ですし、イギリス軍も指揮官が能力不足なので稚拙な行動ばかりですので。まあ、当時の戦争はこんなものだったのかと・・・。決定的な勝敗がつくようになるのはナポレオン戦争からですから。
 なお、サラトガ、ヨークタウンという、第2次大戦中の米海軍の空母の名前は、独立戦争の戦いから採っていたのですね。でも、レキシントン、ワスプはよくわからない・・・。


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2012年1月31日 (火)

「覇者と覇者」 応化戦争記三部作 第三部

 最近、酒保への書き込みをさぼってばかりです。TwitterやFacebookでつい、時間を取られてしまって・・・。

 さて、今日、紹介するのは、昨年の6月27日にここで紹介した応化戦争記三部作の第三部「覇者と覇者 歓喜、慙愧、紙吹雪」です。 前回紹介した際は、この第三部のみ文庫本が出ていなかったので、読んでいなかったのですが、その後10月に文庫本が出ていました。最近になって気が付いて、買って読んだところです。
 応化戦争シリーズの背景等は前回の紹介をお読みいただくとして、ここでは第三部のみを紹介します。

 長年、内戦に明け暮れた日本でしたが、この第三部では、主人公の所属する常陸軍が、内戦を免れていた北海道軍や米軍、その他の勢力と共同して、首都東京を制圧して、国民和解政府を樹立するまでが描かれています。本当はその先の物語もあったのでしょうが、作者の内海文三氏が執筆途中で亡くなったので未完のままとなっています。未完とは言っても、首都制圧戦の終了までは描かれているので、話が途中で終わって欲求不満になるようなことはありません。

 首都制圧戦は今まで以上に激しい戦いであり、池袋等、私が日常的に往来している街々が戦場となるので、より迫ってくるものがあります。そして、最後の総攻撃の開始前に常陸軍の報道官が首都を占拠する軍に対して、

「敵も味方も兵士も民間も、これ以上、犠牲者を出してはいけない。我々はすべて戦線で攻撃を停止する。歴史的瞬間が間もなくおとずれる。我々はかならず殺戮と略奪と飢餓の二十年間をおわらせる

と降伏をよびかけるシーンでは、思わず、ほろっとしてしまったことで、気がつきました。いつのまにか、この応化戦争の世界にどっぷり浸かってしまっている自分がいたのです。それだけ、この応化戦争の世界は、リアリティと読むものを虜にする力をもっているのだと思います。

 そして、首都制圧戦が終わっても、敵対勢力は一掃されず、ゲリラ活動やテロが繰り返されてゆきます。作者の死去によって物語はそこで終わっているのですが、それもまた、現実世界での果てしないテロ・報復合戦を象徴しているような気がしました。

 イラクやアフガンやソマリア等の悲惨さは、報道を通じて知るより、フィクションではあっても、日本を舞台に迫真のストーリが展開するこの応化戦争シリーズを読んだほうが、よほど理解できるような気がします。

 

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2011年12月12日 (月)

再び「のりもの倶楽部」で・・・

 シクレをゲットしました。

 今日、帰宅時に何気なく寄ったところ、BIGBIRD5 下巻「連合国の鉄槌」が剥き身で売っていました。11月21日発売だったとのことで、全ての種類は揃っていませんでしたが、相変わらず、シクレがノーマル版と同じ値段で売られていたので、思わず、買ってきました。

 [Secret]PBY-5A CATALINA BLACKCAT(通常版)
 [Secret]MBR-2bis フィンランド空軍(鹵獲機ver.)

の2点です。MBR-2bisのシクレは、あと2機ぐらい残っていましたよ。

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2011年12月 1日 (木)

バレンツ海海戦

 久しぶりに戦記物を読みましたので、ご報告。

 この本は、青作戦さんから戴いたもので、何の予備知識も無しに読み始めました。私は戦車が本業、軍用機が副業で、ヨーロッパの海戦物には疎いのですが、それなりに楽しめました。

 バレンツ海とはノルウェー北方の海で、イギリスからソ連へのレンドリース船団の航路に当たります。この海戦もまさに輸送船団を護衛する英国艦隊とドイツ艦隊の戦いです。
 参加兵力は、英国が、軽巡2隻、駆逐艦6隻、その他で、ドイツが重巡1隻、装甲艦(重巡級?)1隻、駆逐艦6隻でほぼ互角です。太平洋戦争の海戦の基準から考えると小規模な海戦です。さらに、海戦の結果も、双方駆逐艦1隻づつ沈没と損害では大差ありませんが、輸送船団をまったく攻撃できなかったという点でドイツ側の戦略的敗北です。

 さらに興味深いのは、この海戦の結果にヒトラーが激怒し、レーダー提督を辞任に追い込み、また、ドイツ艦隊の大型艦を解体しろと言いだしたこと。(これは結局、後で撤回されますが・・・)元々、ヒトラーは海軍への理解が無かったようですが、この小さな海戦の結果がそれをさらに悪化させたようです。でも、そもそも、敗北の原因の一つは、ヒトラーが、「大型艦の損失は威信にかかわるので、慎重に行動するように」と指示していたこともあるようで・・・。

 このような上司には使えたくないし、自分も、そうならないように注意しなければ・・・(笑)。


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2011年11月27日 (日)

Call of Duty Modern Warfare 3 Defiance DS版

 昨日、用事があって、中野を通過した際、ちょっと時間があったので、中野ブロードウェイに行きました。Game Stationという国内/海外のゲームソフトを売っているお店を覗いたところ、発売されたばかりのCOD MW3が3,980円で売っていたので、即、購入してしまいました。

 本日、最初の方だけプレイしてみましたが、画面や動きは殆ど前作と変わらない気がします。

 今回は、Defiance=反抗というサブタイトルが付いており、設定としては、アメリカ(アラスカ)に侵略してきたロシア軍と戦う内容のようです。
 
 新しい要素として、スナイパーモードがあり、スタイラスを動かしながら、敵兵を狙うのですが、思うように動かず、なかなか狙いを付けられません。

 また、ぼちぼち遊んで、レポートします。


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2011年11月14日 (月)

久しぶりに「のりもの倶楽部」へ行ってみたら・・・

 酒保への書き込み、サボりにサボって、とうとう2ヶ月半も経ってしまいました。本当にお久しぶりです。

 あれから(どれからだ?)、色々あったのですが、最近は、TwitterやFacebookをやっていることが多く、つい書き込みが・・・。

 今日は、びっくりすることがあったので、早速報告します。

 久しぶりに市ヶ谷の「のりもの倶楽部」に行きました。前回、行った時は、AFV系は書籍以外は影も形もなくなっていたので、もう行ってもしょうがないかなと思って、ずっとご無沙汰しておりました。今日、会社の帰りにたまたま近くまで行ったので、ちょっと覗いてみるかというぐらいの気持ちで行ったのです。

 入口の手前右側の床に段ボール箱が置いてあり、半完成品の航空機キットが剥き身でたくさん入っている・・・。何気なく手に取ってみると、「ウイングキットコレクション Vol.8」とあります。「へぇー、こんなの出たんだ!」と思ってよく見ると、フォッケウルフ FW190D-9、P-51Bムスタング、零戦52型の3種。零戦はコレクション対象外なので、フォッケとムスタングを漁っていると、

垂直尾翼が黄色に塗られている奴がある?!

 箱の裏側のラインナップの写真にはこんな塗装のものはないんだけど・・・。 もしかして、これはシークレット?!
しかし、値段は他のものと変わりません。とりあえず、半信半疑で、フォッケのノーマル3種と、尾翼の黄色いフォッケとムスタングを籠に入れました。

 さらに店の奥に入ると、そこにも1/144航空機キットらしき箱が詰まった段ボール箱がある。それを漁っていると、「BIGBIRD 5 枢軸国の野望 上巻」なんてシリーズが! 「へぇー、こんなも出ていたんだ!」と思って箱の裏側を見ると、九七式飛行艇とサヴォイアとドイツのBv138C-1という飛行艇の3種らしい。 そして、その段ボール箱でまたまた、変なのを見つけてしまった!

サヴォイアの機体にバルケンクロイツが描かれている?!

 箱の裏側のラインナップにもそんなのは載っていない??? 値段は他と同じだけど、これもシクレ? と思って、ウイングキットと一緒に買ってきました。


 家に帰ってから、ググッて見たところ、ビックリ!

 まず、ウイングキット Vol.8は、正に今日が発売日だったのですね。そして、私がゲットした尾翼が黄色いのはいずれも正にシクレでした。

 フォッケウルフ Fw190D-9 第54戦闘航空団 第Ⅲ飛行隊
 P-51B ムスタング アメリカ陸軍航空隊 第5戦闘飛行隊

 それから、ビッグバード5ですが、こちらは10月に発売されていたのですね。最近、1/144航空機はフォローしていなかったので、全然、知りませんでした。そして、私がゲットしたのは、サヴォイアのシクレ、

ドイツ空軍(輸送機Ver.)

でした。

 それにしても、のりもの倶楽部って、奇特なお店です。開封してあるシクレをノーマルと同じ値段で売ってくれるなんて! そういえば、随分昔ですが、マイクロアーマーのエレファントが出た直後に、ノーマル+シクレの開封詰め合わせを殆ど定価で売っていたのを見つけて、買ったことがあったのを思い出しました。

 これからは、1/144航空機の新製品が出る度に「のりもの倶楽部」は必ずチェックしないと!


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2011年8月30日 (火)

万川集海(ばんせんしゅうかい)

 8月6日から9日まで夏休みの家族旅行をしてきましたが、行き先は、三重県伊賀上野、滋賀県甲賀、そして滋賀県の安土です。前2ヶ所は、忍者に興味を持っている娘のリクエスト、最後の安土は、歴女である妻のリクエストです。

 伊賀上野では、上野城内にある「伊賀流忍者博物館」、甲賀(じつは「こうか」と発音するのが正しいようです。)では、「甲賀の里忍術村」に行ってきました。両方の共通点は、からくり屋敷があること、忍者博物館があること、そして手裏剣投げができるところかな。伊賀では、これに加えて、忍者ショーを観ました。また、甲賀では忍術道場と称するフィールドアスレチックがありました。
 元々、娘の趣味だったのですが、「甲賀の里忍術村」の売店の片隅で埃と蜘蛛の巣に覆われていたこの本を見つけた時は、私が迷わず買ってしまいました。

Photo

 忍者博物館にも展示と説明があったのですが、「万川集海」とは、江戸時代に書かれた忍術兵法書です。詳しくは、

万川集海・現代語訳 復刊を希望する会
http://bansenshuukai.makibisi.net/mushi.html

をご覧ください。
 書名は、「万の川が海に集まる、すなわち全ての忍術の流儀を集大成したものを意味」しているのだそうです。

 私が入手したのは、「陽忍編」。要するに、姿を隠して敵陣に忍び込むのではなく、姿を現しつつ(変装などして)、情報収集、敵の撹乱等を行う方法です。

 今日、読み終わりましたので、とりあえず、感想等。

 まず、この本、「現代語」に口語訳されているのですが、それでもわかりにくい。何を言おうとしているのか、よくわからない個所がけっこうたくさんあります。口語訳が下手ということではなく、そもそも原文が分かりにくいようです。しかも、伏せ字があったり、漢字をわざと分解して分かりにくくしてあったり・・・。その有名なものが「くノ一」です。「女」という文字を3つに分解したものですね。それでは、「男」はどうなるのでしょうか? 答えは、「田力」です。
 従って、全てを理解できたわけではありませんが、それでもなかなか面白かったです。

 敵方に内通者を作る方法、
 しかもどういう人間が内通者になりやすいかという分析、
 敵の有能な武将が裏切っていると思いこませるための偽文書の作り方、
 敵の忍者が潜入してきたのを捕えた時にわざと偽情報を与えて逃がす方法、
 敵の合言葉を推測する方法、
 敵軍の夜討や伏兵を見抜く方法、
 さらには自軍のある一定規模の軍勢が占める陣地の広さ、敵軍の兵力の推測方法などなど。

 なんとまあ、現代の情報機関でもここまでやるか?と思うような内容もあります。これを読むと忍者は、単に変装して敵地に忍び込んで情報収集をするだけではなく、情報分析や兵站等も担う参謀のような存在だったのではと思います。戦国時代の戦乱の中で、武力に頼らずに、如何にして知恵で生き残るかという執念のようなものを感じました。
 期待以上に面白かったので、近いうちにもう一度、じっくり読んでみたいと思わせる内容です。

 なお、この口語訳は全体で8巻、刊行される予定だったようですが、実際に刊行されたのはこの陽忍編を含めて3巻だけだったようで、しかも、あとの2巻は絶版です。この陽忍編も、私は定価の980円で買ったのに、Amazonでは、中古で9,000円の値がついています。

 もし、ご購入を考える方がいらっしゃったら、上記リンクの下の方にも書いてあるように、私の買った「甲賀の里忍術村」に電話注文で購入できる(私が買った8月8日の時点でもまだ、20冊弱の在庫がありました)ですので、そちらをお薦めします。

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«Battle Tank Kit Collection Vol.2